物理のかぎしっぽ 査読/正多面体群2(Joh著)/2 の変更点

 * 補について [#zbc41aa8]
 
 |~ページ|[[査読/正多面体群2(Joh著)]]|
 |~投稿者|[[黒子]]|
 |~状態|#listbox3(独り言,査読2,state)|
 |~投稿日|2006-02-20 (月) 04:54:32|
 
 ** メッセージ [#x626fd68]
 まず、ある図形に内接する別の図形があるとき、そのふたつの図形の位数が等しくなるということについて・・・~
 「ある図形に内接する別の図形がある」ということは「ある図形の”ひとつの面に集まる頂点の数(n_k)”と”ひとつの頂点に集まる面の数(n_l)”が逆の関係にある図形がある」ということでいいんでしょうか?勝手にそう思っています。
 
 次に位数について、単純な考え方で群に結びつくのか分かりませんが・・・~
 たとえば、正八面体の場合、~
 ひとつの頂点aに注目します。ひとつの頂点aに対して、隣り合う頂点の置換はn_l個です。次に、先に注目した頂点aの隣の頂点bに注目します。同様に、頂点bの隣合う頂点の置換は全部で$n_l$個ですが、ひとつは先の頂点aで考えたときと同じになってしまうので、結局重複しない置換は(n_l-1)個となります。以下同様に、置換を考えていくと、~
 n_l * (n_l-1) * … * 1 =(n_l)!=|A_{n_l}|~
 となります。~
 正六面体の場合には、この頂点の代わりに面で考えていけばいい・・・。~
 そうすれば、正十二面体、正二十面体も解決できる気がしました。~
 しかし、やはり群論の考え方とは離れてしまっているのでしょうか。~
 もしくは、考え方自体に間違いがあるかもしれません。
 
 ** 返答 [#a832312d]
 - なんだか、合っているような気がします!なるほど :)  -- [[Joh]] &new{2006-02-21 (火) 07:58:12};
 - あれ、交代群の位数には、1/2がつきますよね。n_l * (n_l-1) * … * 1は、|S_{n_l}|ですかね。 -- [[Joh]] &new{2006-02-21 (火) 08:01:36};
 - そういえば・・・ここって、交代群なんでしょうかね?正六面体は確か対称群だったと思うんですが・・・ -- [[黒子]] &new{2006-02-21 (火) 23:27:38};
 - 教科書には、正十二面体と正二十面体は交代群と書いてあります。位数も60なので、5次の交代群で合ってると思うのですが、私は図形的に示せません。もうちょい考えてみます。 -- [[Joh]] &new{2006-02-22 (水) 00:34:40};
 - どうやら、正十二面体に内接する正六面体を考えると、五次の交代群に対応させられるみたいです。面の形が正五角形ですから、対角線(五芒星の一辺)を一辺とする正六面体を考えれば、5種類あるからですね。作図が少し面倒そうですが、この線で証明してみます :)  -- [[Joh]] &new{2006-02-23 (木) 10:17:08};
 - 計算もせずに、変なことを書いてすいませんでした。 うぅむ・・・。私もまだ考えてみます。 -- [[黒子]] &new{2006-02-23 (木) 17:12:44};
 - ようやく証明を書きました。 -- [[Joh]] &new{2006-03-23 (木) 17:16:07};
 - おぉ!!Johさん、すばらしいですね。図があるので分かりやすかったです。 -- [[黒子]] &new{2006-03-27 (月) 21:49:46};
 
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