物理のかぎしっぽ 記事ソース/ハミルトニアン の変更点

 #rst2hooktail_source
 ============================================================
 ハミルトニアン
 ============================================================
 
 ハミルトニアンは系全体のエネルギーを表す関数のことです.
 だから,ハミルトニアンが一定ならエネルギーが保存します.
 別にハミルトニアンなんてなくたって,
 全エネルギーは運動エネルギーと位置エネルギーを足したものとして
 高校物理から出てきていました.
 しかしハミルトニアンにはちょっとだけ約束があります.
 それは位置 $x$ と運動量 $p$ を使うことです.
 
 
 古典力学(解析力学)では
 ========================
 
 運動量は $mv$ とは書かず, $p$ と書きます.
 例えばポテンシャルエネルギーが $V$ ,運動量 $p$ ,質量 $m$ の物体のハミルトニアンは
 <tex>
 H=\frac{p^2}{2m}+V
 </tex>
 となります.
 
 
 量子力学では
 ============
 
 量子力学のハミルトニアンは, $p$ を演算子に置き換えます.
 <tex>
  H
   = \frac{1}{2m}\Bigl(-i\hbar\frac{d}{dx}\Bigr)^2+V
   = -\frac{\hbar^2}{2m}\frac{d^2}{dx^2}+V
 </tex>
 これはシュレーディンガー方程式でよく目にします.
 
 
 @@author: 崎間@@
 @@accept: 2004-05-15@@
 @@category: 解析力学@@
 @@id:hamiltonian@@
トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Modified by 物理のかぎプロジェクト PukiWiki 1.4.6 Copyright © 2001-2005 PukiWiki Developers Team. License is GPL.
Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji Powered by PHP 5.3.29 HTML convert time to 0.002 sec.