物理のかぎしっぽ 執筆中/ベクトル再考(やっさん著)/4 のバックアップ差分(No.10)

* しんぶんし [#h04ec23f]
 -ページ: [[執筆中/ベクトル再考(やっさん著)]]
 -投稿者: [[Joh]]
 -カテゴリー: 感想
 -状態: 提案
 -投稿日: 2005-03-09 (水) 20:28:32
 
 ** メッセージ [#u638ef0f]
 記事の執筆おつかれさまでした。これは長編ですね!ベクトル再考という題名から、「そもそもベクトルとは何なんだ!?」というような深遠な考察が展開されるものと期待してましたが、後半はなんだかベクトルの教科書みたいですね。内積や外積に関しては、もっと広く触れておいた方が良い話題がたくさんあると思うので、10本くらいの記事に分割してもいいかもしれません。web上で長い記事を読むのは、目が疲れますし、その方が各記事が引き締まるようにも思います。
 
 
 
 「誤解を恐れずに言えばベクトルとは向きつきのスカラー量であると言うのが僕の解釈です.」というのは誤解だと思います。物理学には、非等方性媒質の屈折率とか、非等方性結晶の弾性定数のように、「向きつきのスカラー」というのもたくさんあります。もちろん、これらはベクトルではありません。このあたりは、内容の再考をお願いします。
 
 
 
 「和が交代可能」という表現が二箇所出てきますが、これは交代ではなくて、「和の順序を交換可能」というのが正しいと思います。
 
 
 見出しに英語が併記されているのは、やっさんのこだわりでしょうか?若干、疑問に思う表現もあります。
 
 
 
 もう少し細かく読んで、またコメントします。文は、全体的にとても読みやすかったです。なんだか、読んでいて塾の授業を受けているような感じがしました。お疲れ様でした。
 
 
 ** 返答 [#f4e9558a]
 -読んでいただいてありがとうございます。見出しの英語に関しては個人的な勉強のためで、アップの際には消す予定でしたが忘れていました。ということで消してあります。 -- [[やっさん]] &new{2005-03-09 (水) 23:40:24};
 -「向きつきのスカラー」はどうやら僕の完全な勉強不足ですね。「向きを指定した数直線」という表現はどうでしょう? -- [[やっさん]] &new{2005-03-09 (水) 23:44:55};
 -また、「ベクトル再考」と言うタイトルは少々アカデミックな内容を意識させすぎるかもしれません。「ベクトル解析へ」や「もう一度ベクトル」などのタイトルの方がよいかもしれません。また、「和が交代可能」の部分は直しておきました。 -- [[やっさん]] &new{2005-03-09 (水) 23:48:47};
 -和が交代可能の部分は確認いたしました。なぜ向きつきの数直線と表現したいのか、よくわかりません。して、そのココロは?例えば、やっさんの考えている数直線の正の方向にベクトルの基底を取ればプラスになるんでしょうけど、基底を逆にしたら、成分は負になりますよね。本文に出てくる成分は全部右手系のデカルト座標系に基底を取っているんでしょうけど、成分なんていうのは、基底の取り方でどうにでも変わります。だから、向きがあるという部分には賛成ですが、数直線というのには同意しかねます。 -- [[Joh]] &new{2005-03-10 (木) 08:08:11};
 -なぜ数直線を用いたいのかと言うとベクトルの持つ抽象性をある程度緩和する目的で使っています。空間に浮かんでいる矢印のみで理解できれば変な誤解もすることなく勉強できるとは思うのですが、数学的な抽象性(例えばn次元ベクトル空間)や直行していない基底に対する成分表示などより、「各成分軸が原点で直行している」と言う考察の方が視覚的に直感に訴えられるかなと思った事が主な理由です。また、読者層としては「高校レベルのベクトルから大学のベクトル解析、力学の参考書を読めるようになる程度」のレベルを想定しています -- [[やっさん]] &new{2005-03-10 (木) 23:57:19};
 -やっさんの想定している読者層は分かりました。もちろん、抽象的な話がしんどい読者には、成分や図表をたくさん使った方が分かりよいと思います。内積な外積の計算方法のところで、特に基底とかをごちゃごちゃ言わずに成分計算をどんどんするというのは、分かりやすくていいと思います。しかし定義としては、「向きと大きさがある」という簡単なものでは駄目なんでしょうか。(向きつきスカラーとかは、いまは忘れましょう。) 数直線というと、目盛りが振ってありますから、これは「長さの概念」だけではなくて、「長さの単位を導入」していると思います。これは、数学的には全く別の作業ですので、説明の一種というよりは、むしろ間違いに近いかと思われます。 -- [[Joh]] &new{2005-03-11 (金) 02:16:07};
 -やっさんの想定している読者層は分かりました。もちろん、抽象的な話がしんどい読者には、成分や図表をたくさん使った方が分かりよいと思います。内積や外積の計算方法のところで、特に基底とかをごちゃごちゃ言わずに成分計算をどんどんするというのは、分かりやすくていいと思います。しかし定義としては、「向きと大きさがある」という簡単なものでは駄目なんでしょうか。(向きつきスカラーとかは、いまは忘れましょう。) 数直線というと、目盛りが振ってありますから、これは「長さの概念」だけではなくて、「長さの単位を導入」していると思います。これは、数学的には全く別の作業ですので、説明の一種というよりは、むしろ間違いに近いかと思われます。 -- [[Joh]] &new{2005-03-11 (金) 02:16:07};
 
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