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* 少し飛躍がある感じがしました。 [#kde69a9a]
|~ページ|[[査読/平均値と分布(おぼれメタル著)]]|
|~投稿者|[[K.I.]]|
|~状態|#listbox3(感想,査読2,state)|
|~投稿日|2007-12-19 (水) 19:24:07|
** メッセージ [#c357de1b]
初めまして。 K.I. です。
熱力学と統計力学とをかじったことのある人が読めば,
分かりやすい文章になっていると思います。
また,熱力学と統計力学との違いも分かります。
また,モデルを用いた場合に,
実際に実験的に確かめられる必要があると
注意書きがなされていることは非常に重要なことだと思います。
しかしながら,初めて統計力学に触れた人々にしてみれば,
若干の飛躍を感じる部分がありました。
例えば,「統計力学では全ての粒子が
平均値をとっているわけでは」ないのはどうしてなのか,
つまり,どうして一つの系にたくさんのエネルギー状態である
粒子があるのか,ということの説明がないことや,
「エネルギーが平均値より高い粒子の全体に占める割合はいくらか」
という質問が,「ある温度の半導体で伝導電子やホールは何個あるか」と
どのような意味で同じであるのか,ということです。
最後に,些細な表記方法についての意見です。
(1) 単位とその数値との間には半角空白が必要です。
(2) 全角文字と半角文字との間にも半角空白がある方が見やすいです。
(3) 箇条書きを利用してみては如何でしょうか。
例1: ……ある系のモデルを仮定して (注釈),
(1) 取りうる状態数を計算する。
(2) そこに実際にある……占有させる。
という 2 つのステップ……
例2: まとめの段落もリストを活用なさっては如何でしょうか。
学部 4 年生だそうですが,しっかりと書けてらっしゃいますね。
今後の記事の執筆に期待しています。
そろそろ卒論ですね。頑張りゃんせ。
** 返答 [#o87203e6]
- 査読ありがとうございます。平均値をとらない理由については自分の認識が甘かったように思うのでもう少し考えます。キャリアーのくだりは加筆しておきます。表記方法のことは何も考えていなかったので、ぜひそのようにしようと思います。励まされるとがんばれます。ありがとうございます。 -- [[おぼれメタル]] &new{2007-12-23 (日) 19:18:03};
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