TeXを使うには のバックアップ(No.1)


TeX(pLaTeX2e)を使いはじめて2年くらい経ちます. 使いはじめた理由は,Linuxにワープロソフトが入ってなかったからです. 最初の頃は,マウス操作で直感的に操作できるWindows用のワープロソフトとの違いに戸惑い 「なんだかやりにくいなあ」と思っていましたが, TeXに慣れるにつれ,手放せないソフトになってしまいました. もうワープロソフトで長い文書を書くのはイヤです.

数式がきれいで,文書のレイアウトを最適にやってくれる. 数式番号,目次や索引を付けるのが楽,どんなOSでも同様に動く. そんなTeXですが,困らない程度に使えるようになるまでは少々労力が必要でした. リファレンス本を読みながらコツコツ覚えていくしかありません. 

インストール TeXのインストールは難しいといわれていますが, 幸いなことにだいたいのLinuxには (インストール時に撰択していれば)最初から環境が整っています. なのであまりインストールで困ったことはありません. TeXを使うためにLinuxをインストールするのも1つの手かもしれません.

Vine Linux

僕の使っているOSでもあるVine LinuxでのTeX環境については, teTeX-2.0 パッケージングメモ

にまとめられています. 最新版のものも apt-get で簡単にインストールできます. 

SUSE Linux 10

YaSTでplatexを検索すると,jsarticleのパッケージが表示されます.それをインストールすると必要なものがいっしょに入ると思います.

その他Unix系OS

奥村さんの解説ページ

Linux での teTeX,pTeX,pLaTeX2e のインストール
にソースからのインストール方法がまとめられています. 

Windows Windows XPへのインストールは実際にやってみました. やはり奥村さんの解説ページ

Windows へのインストール
が参考になります.少々やることが多いですが, ここに書かれていることをそのまま丁寧に行えばインストールできるはずです. 書籍の付録などではインストーラ付きのものもあるので, そちらを利用したほうが簡単です. 

Mac OS Mac OSについては全然知識がありません. MacpTeXとその周辺

に情報がまとめられているようです. 

使用方法 手元に書籍を置いて, それを見ながら実際にソースを書いて覚えていくのが一番です. 使いこなすのは大変ですが,2,3日がんばれば 本を見ながら簡単なレポートくらいは書けるようになるでしょう. 一冊ではすべてカバーできないので, できれば数冊置いておきたいところです. 一冊買うとしたら奥村さんの

[改訂第3版]LaTeX2e 美文書作成入門
です.この改訂第3版は最近出たので僕はその前の版しか持ってませんが, 一番分かりやすいと思いますし今でもいつも手元に置いています. TeXの使いかたを解説しているサイトとしては以下のものが大変参考になります. 

SFC CNS GUIDE 2004 [ 11 LaTeX ] 日本語TeX情報 ワープロユーザーのためのLaTeX入門 pLaTeXで卒論を書こう! LaTeXコマンドシート一覧

これらを見ればほとんど大丈夫なのですが, 僕もこのサイトで少し解説を書いています. 探してもあまりいい情報を見つけられなかったことや 頻繁に使うことをまとめたつもりなので, よろしければご覧ください.
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