まずはJDKを入手する必要があります. SunMicrosystemsのサイトからダウンロードできます. 今回JDK 5.0 Update 5 をインストールしてみます.
JDK 5.0 Update 5 のページからJDKのダウンロードをクリックします. 規約に同意するか聞かれますのでよければAcceptをクリックします. プラットフォーム別の一覧が表示されますので,自分の環境にあったものをダウンロードします. 自分の環境はlinuxですのでLinux RPM in self-extracting fileをクリックします.
ダウンロードが済めばインストールを行います. JDKをダウンロードしたディレクトリに行きます.
$ ls jdk-1_5_0_05-linux-i586-rpm.bin
これに実行権を与えて実行します.
$ chmod +x jdk-1_5_0_05-linux-i586-rpm.bin $ su # ./jdk-1_5_0_05-linux-i586-rpm.bin
すると利用規約がでてきます.スペースを押して行くと 規約の続きがどんどんと表示されますが,最後に同意するか聞かれますので よければ
Do you agree to the above license terms? [yes or no] yes
とタイプします.
Unpacking... Checksumming... 0 0 Extracting... UnZipSFX 5.42 of 14 January 2001, by Info-ZIP (Zip-Bugs@lists.wku.edu). replace jdk-1_5_0_05-linux-i586.rpm? [y]es, [n]o, [A]ll, [N]one, [r]ename: y inflating: jdk-1_5_0_05-linux-i586.rpm 準備中... ########################################### [100%] 1:jdk ########################################### [100%] Done.
これでjdk-1_5_0_05-linux-i586.rpmが作成されました.
# rpm -ivh jdk-1_5_0_05-linux-i586.rpm 準備中... ########################################### [100%] 1:jdk ########################################### [100%]
これでインストールは完了しましたが,まだパスの設定が終わっていません.
$ /usr/java/jdk1.5.0_05/bin/java -version java version "1.5.0_05" Java(TM) 2 Runtime Environment,Standard Edition (build 1.5.0_05-b05) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_05-b05, mixed mode, sharing)
こうやって指定すれば設定をしなくても使えますが面倒です.
/.bashrcを開いて
PATH=$PATH:/usr/java/jdk1.5.0_05/bin
この一文を追加し,
$ . ~/.bashrc
と打って設定を反映させます.これでインストールは完了です. では早速プログラムを書いて実行してみましょう.
class Hello{ public static void main(String args[]){ System.out.println("Hello World!"); } }
ファイル名はHello.javaとしてください.
$ javac Hello.java
これでコンパイルができました.Hello.classができていると思います.
$ java Hello Hello World!
実行できました.