* 第1ブリルアンゾーンへの還元と直接遷移 [#a219d394] -ページ: [[欲しい記事]] -投稿者: nabemako -状態: 提案 -担当者: 募集中 -カテゴリー: 固体物理学 -投稿日: 2007-09-07 (金) 15:17:01 ** メッセージ [#bdfb42ba] バンド図を描いて実際に使うときは第1ブリルアンゾーンに還元することが多いですが、そうしてもよいわけと、さらに光学的遷移を考えた場合、「第1ブリルアンゾーンで同一波数での高エネルギー状態へのジャンプ(直接遷移)では、波数変化がないから・・・」という説明をする参考書が多いですが、実際は第1→第2ゾーンへの遷移なので、波数は2π/aは変化しているので、フォノンなどの補助が必要だと思いますがいかがでしょうか? ** 返答 [#xe0609b4] - ここは欲しい記事募集のページなので、質問であるなら掲示板で行った方がいろいろな方の意見が聞けると思いますよ。一応コメントしておくと、第一ブリルアンゾーンに還元しても良い理由は第一ゾーンと第二ゾーンさらには第三ゾーン…、のそれぞれの状態が数学的に等価であり、区別できない状態だからです。これはブロッホの定理を勉強すれば理解できると思います。「アシュクロフト、マーミンの固体物理の基礎」の8章に詳しいので、良ければ読んでみて下さい。「実際は第1→第2ゾーンへの遷移なので」これは間違っていると思います、そのように記述してある参考書がありましたか?実際に光学遷移は波数の変化を伴いません。厳密には、例えば光励起が起こるとき励起光の運動量成分があるので若干の波数の変化が伴わないといけませんが、電子の運動量に比べとても小さいので無視できるようです。 -- [[NOBU]] &new{2007-09-07 (金) 18:37:04}; - ここは欲しい記事募集のページなので、質問であるなら掲示板で行った方がいろいろな方の意見が聞けると思いますよ。一応コメントしておくと、第一ブリルアンゾーンに還元しても良い理由は第一ゾーンと第二ゾーンさらには第三ゾーン…、のそれぞれの状態が数学的に等価であり、区別できない状態だからです。これはブロッホの定理を勉強すれば理解できると思います。アシュクロフト、マーミンの「固体物理の基礎」の8章に詳しいので、良ければ読んでみて下さい。「実際は第1→第2ゾーンへの遷移なので」これは間違っていると思います、そのように記述してある参考書がありましたか?実際に光学遷移は波数の変化を伴いません。厳密には、例えば光励起が起こるとき励起光の運動量成分があるので若干の波数の変化が伴わないといけませんが、電子の運動量に比べとても小さいので無視できるようです。 -- [[NOBU]] &new{2007-09-07 (金) 18:37:04}; #comment #br #topicpath