物理のかぎしっぽ 物理のかぎ記事チュートリアル のバックアップ(No.25)

物理のかぎ記事チュートリアル

これは,rst2hooktail を利用して物理のかぎしっぽの記事を書くためのチュートリアルです.(この文書は執筆中です)

序文

rst2hooktail とは,物理のかぎしっぽスタイルの記事を,だれでも簡単に制作するため,COさんの手によって開発されたツールです.一般にホームページのページを制作する,というのは少々大変です.大変と言っても,ごく簡単なものなら簡単なのですが,人のスタイルに合わせる,というのは大変です.さらに数式を入れようものなら,それはもう繁雑な作業です.

しかし私たちには rst2hooktail がついています.少しのルールと rst2hooktail を用いることで,美しい数式,統一されたスタイルの記事を,特に意識せず簡単に書くことが可能になります.

このチュートリアルは,ホームページ制作に関してゼロからの知識で,物理のかぎしっぽスタイルの記事を書けるようにするものです.このチュートリアルによって,物理解説記事の素敵なアイディアを持ったプロジェクトメンバーが,滞りなく記事を作成できることを願います.

さあはじめよう

まず最初にすることは,もちろん rst2hooktail の威力を体験することです.ツールを実行することができる下記ページに行きましょう.そこに書いてある「例を見てみる」をクリックし,下の方にある「CONVERT」ボタンを押してみてください.さあどうぞ.

どうですか.やってみましたか.

物理のかぎしっぽで見慣れたスタイルのページが表示されたと思います.下の方には数式もちゃんと表示されています.すばらしい!これは,実は大変なことなのです.同様の出力をHTMLを直接書いて得ようとすると,数ステップ掛かります.手作業ではちょっとばかし大変なのです.そんな大変繁雑な作業を,rst2hooktail はたった一つのステップで行ってくれる,エクセレントなツールなのです.

rst2hooktail の Hello World

プログラミング言語の世界では, はじめの一歩は「Hello World」を表示させる,という傾向があります. 旧来の定石にしたがって,ここでも rst2hooktail で Hello World してみましょう. rst2hooktailのフォーム(文字を書ける欄)に

==================
Hello World
==================

と書いて(コピー&ペーストでも構いません)、CONVERTボタンを押してみてください. タイトルに Hello World と表示された, 物理のかぎしっぽスタイルのページが表示されていると思います.

しかし書いたのは上の,たった3行だけです.

ホームーページが表示されるしくみ

通常,ホームページというものは,HTMLという書式で書かれています. ページの上でマウスの右ボタンをクリックし,「ページのソースを表示」 (もしくはそれに近い表現)を選択してみてください. 英語なのかどうか分からない,意味不明の文字列,それがHTMLです.

ホームページをつくるにはこのHTMLを覚えなければならない, 楽したいならソフトウェアを買いなさい, と言われたら「ちょっとどうかな」と思いますよね?

Hello World の詳細

さらに進もう

章立て

文字装飾

斜体

*斜体にした文字*

太字

**太字にしたい文字**

物理には数式が欠かせない

数式を用いずに物理の話をする,という行為は極めて困難でしょう.物理では,数学は話を簡単にするために,道具として組み込まれています.その大切な道具を手放す訳にはいきません.しかし,数式をノートに鉛筆で書くのは(物理的に)簡単ですが,コンピュータを使って書くのは大変ですよね.Wordで数式を書くのに四苦八苦された方も多いでしょう :(

それを解決する究極的手段は,TeXというツールを用いることです.

しかしTeXで文章や数式を書くためには,それを使える環境を整備しなければなりません.ホームページの記事をちょっと書きたいだけなのに,数式用のソフトをインストールしたり設定をしなければならないなんて,そんなの面倒でナンセンスですよね(もちろん,長期的にみればいいことですよ).

でも大丈夫,心配はいりません.私たちには rst2hooktail がついているんだから ;) rst2hooktailにはTeXの数式処理が組み込まれているのです.

それでは,rst2hooktail での数式の書き方を説明しましょう.

文中の数式

文中に数式を書く場合,

運動方程式は $ma = F$ と書かれる.ここで $m$ は物体の質量である.

のように数式部分を $ と $ で括ります.括られた部分は数式であると処理されることになっています.

独立行の数式

独立した数式は

<tex>
ma = F
</tex>

と <tex> と </tex> で括って表記します.

数式を書くときの注意点

いくつか注意点があります。

  1. $〜$ の前後には半角スペースが必要です。特に句読点のあとでは忘れやすいので注意してください。
  2. 数式の中で2バイト文字や日本語をつかうことはできません。これは TeX の仕様ではなく rst2hooktail の仕様です。
  3. <tex> 〜 </tex> 中には改行を入れることができますが、$ 〜 $ の中に改行をいれることはできません。

これらを守れば、あなたの記事にも美しい数式を入れることができます :)

参考文献を書こう

記事を作成するときには文献を参考にしたり、文献から引用したりするでしょう。 また、インターネット上のウェブページを参考にすることもあるでしょう。 このように何かを参考にして記事を書いた場合、「参考文献」として載せましょう。

参考文献の書き方にはいくつか種類があります。 いずれも次のようなタグを 記事の最後 に埋め込んでおきます。

ウェブページを参考にした場合 (URLのみ)

@@reference: www12.plala.or.jp/ksp/index.html@@
( http:// はつけないことに注意してください )

ウェブページを参考にした場合 (URL,タイトル)

@@reference: www12.plala.or.jp/ksp/index.html,物理のかぎしっぽ@@
( http:// はつけないことに注意してください )

書籍(文献)を参考にした場合( 著者, 題名, 出版社, 出版年, ページ)

@@reference: 山田太郎, 楽しい物理, かぎ出版, 2004, 190-220@@

書籍(文献)を参考にした場合( 著者, 題名, 出版社, 出版年, ページ, ISBN)

@@reference: 山田太郎, 楽しい物理, かぎ出版, 2004, 190-220, 28193948@@
※ ISBN コードを書くと、amazon.co.jp にリンクがはられます。

それぞれのフィールドを区切るカンマは半角であることに注意してください。 フィールドを空にする場合でも、カンマは必ず打ってください。

署名をしよう

作成した記事には自分がつくったという署名をいれたいですよね。 また、いつ作ったのかも記録しておくと便利です。 そんなときは次のような行を 記事の最後 に埋め込んでおきます。

@@author: 著者名@@
@@accept: YYYY-MM-DD@@

こうしておくと、記事のフッタ部分に著者名と初版日が挿入されます。 更新日は自動で記録されます。

例を示しておきましょう。

@@author: 山田 太郎@@
@@accept: 2004-01-01@@

作成した記事には、ぜひ署名をしてくださいね。

 
 
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