ページ | 査読/直交関数系(黒子著) |
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投稿者 | mNeji? |
状態 | |
投稿日 | 2006-08-23 (水) 11:53:16 |
感じたこと:
1)
最初の「関数が直交するということ」で,急に「相関関数」が出てきて,ゼロでなくて正の値をとると書いてあるのが?
2)
Johさん,Chappyさんの説明に多く接し,「関数列 」とか「点列」などには拘りが少なくなりましたが,「関数系」「フーリエ級数」とか,マイルドな表現からはじまった方がアレルギーが少なくなるような気がします.
勿論,段々に「数学的な用語」を広めていくのはありだと思います.
3)
関数の内積も,やはり,一度は説明した方がいいのかな,と思います.
一つ目のご質問ですが、相関関数の記事において、「相互相関関数の値が0になってしまい,自己相関関数が0にならないとき,この二つの関数の組は 互いに直交している といいます.このとき,一つの関数に対してもう一方の関数を 直交関数 ということができます.」としてあります。しかし、いきなり自分との相関を取ると、正の値であるとしたのは、h(t)やx(t)を実関数と置いたためです。そのほうが、議論が簡単になると思ってそうしたことですが、記事を読んで一般的に正の値になると勘違いされるかもしれないので、ここは>0ではなく≠0に直そうと思います。
二つ目のご提案ですが、私個人は、「関数列」と「関数系」にあまり区別をしないで考えてしまっています。個人個人でアレルギーに差があるはずなので、どんな風にしようか悩んでいます。今は、「関数列」という言葉に( )で「関数の集合」と書くことを考えていますが、いかがでしょうか??
三つ目のご指摘は、「相関関数」の方で、Johさんの「内積空間」の記事にリンクを貼ろうかと思います。 -- 黒子 2006-08-23 (水) 22:12:11