物理のかぎしっぽ 査読/楕円積分(Joh著)/8 のバックアップの現在との差分(No.10)

* 細かい点を3つ+α [#cadf67d2]
 -ページ: [[査読/楕円積分(Joh著)]]
 -投稿者: [[山本明]]
 -カテゴリー: 話の流れ
 -状態: 修正中
 -状態: 解決
 -投稿日: 2005-02-04 (金) 01:29:53
 
 ** メッセージ [#y913c01e]
 細かい点なので参考程度に。
 
 (1)「はじめに」の最後の段落、“なんとか振り子の周期を求めるところまでは行かれると思います”という文章、“行かれる”という言葉の使い方に違和感を覚えました。
 (ホントに細かい点で、ごめんなさい。)
 
  尊敬語としての意味なら“行かれる”という言い方もOKですが、ここでは“行くことができる”(可能)の意味に見えます。その意味だったら、単に「行ける」で十分だと思います。
  これもJohさんの文章の味のひとつなのかなって気もするので、直さなくてもいいのかもとは思いましたが、一応参考までに指摘させてください。
 
 
 (2) 「楕円の周の長さを求める」の最初のL=の式、直後の段落。
  “ここまでは特に難しいことはなかったと思います。”の部分。
 
  同感ですが、読者によっては cos^2θ=1−sin^2θに迷う人もいるかもなぁ…って思いました。
  一言、触れてあげてもいいんじゃないかと思いました。
  …んー、この文章にチャレンジする人には、余計な心配なのかなぁ…。かえって冗長になっちゃうかもしれませんしね。
 
 
 (3) (2)の次の段落「そこで、解析的な積分はあきらめて、…」に続く、括弧で括られた部分「(!!というのは・・・)」について。
 
  いきなり、ダブルびっくりマークで何事か?!という気になりました。
  この括弧の部分を式の後ろに回して「ここで出てきた!!という記号は・・・」と説明するか、いまと同じ場所で「次の式に出てくる!!という記号は・・・という意味です」という風にしたら、目にやさしいんじゃないかなぁ…って思いました。
 
 
 (α) 「単振子の周期を求める」の式(2)あたり、もっと説明しなくてもいいのかなぁ…
 
  「楕円積分」のセクションまでは、初学者の人でも読んでかなり理解していけるんじゃないかと思いました。けど「単振子の周期を求める」あたりから、スピードアップして振るい落としにかかってるかのような印象。
  例えば(2)式を導くところで、糸の角度θであるときの位置エネルギーが-mgl cosθということや、そのときの速度が l(dθ/dt) であることなど、知ってる人が見ればすぐわかるけど、はじめての人にはわかりにくいんじゃないかなって思いました。
  あとは、 sin(θ/2)=sin(θmax/2) sinΦ という変数変換の関係式から、dθ=…dΦ の関係を出す部分も、最初の「sin(θ/2)=…の両辺を微分して…」とか一言コメントしておくと、計算に慣れていない人にも優しいかなぁと思いました。
 
  …まあ、そこまですると説明が冗長すぎるかもしれないし、そもそも想定する読者層は、これくらい理解している人なんだとしたら、余計なことかもしれません。
  いまのままでもスッキリしていて読みやすいと思いました。
 
 
  全体を通してすんなり読めて、おもしろかったです。
 
 
 ** 返答 [#p2b8ab84]
 -細やかなご意見をありがとうございます。まず、!!の説明は、確かに多少びっくりするので表現に変更を加えました。ご確認ください。「行ける」「行かれる」の違いですが、私の言語感覚では、行かれるが何か変だという気は致しません。文法的な違いもよくわからないのですが、確かに行くの可能の意味で使いました。ら抜き言葉などが大嫌いなので、やや固い表現を好む傾向は否めませんが、行くの場合は、どちらがより良い表現なんでしょうね。(2)の三角関数ですが、もし式の右に、いま何をやっているのかを日本語で書くようなことが出来れば、説明を入れるのも親切かと思いますが、本文の方にそこまで説明を入れると、冗漫になる虞を感じます。これに関しては、他の方の意見も聞きたいと思います。(α)のご指摘は、もっともで、エネルギー保存則の部分と、微分計算の部分は、少し説明を加えてみます。もう少し待ってください。風邪をひきました。 -- [[Joh]] &new{2005-02-05 (土) 07:50:25};
 -まず!!の変更箇所を確認しました。お疲れさまでした。 -- [[山本明]] &new{2005-02-05 (土) 19:58:54};
 -「行かれる」という表現、そういえば関西出身の友人なんかは使ってるな…と思い当たりました。私の言語感覚では、許容範囲の“やや変”。方言に近いのかなぁって印象です。けど私が標準語を話してるとは限りませんし、どちらも間違いではない言い方なのでしょう。「行かれる」のままであること、納得しました。(ちなみに私も「ら抜き」言葉など、できるだけ避けようと意識してます) -- [[山本明]] &new{2005-02-05 (土) 20:00:26};
 -自分で書いておきながらなんなんですが、(2)については確かに不要かなって気持ちも強いです。 -- [[山本明]] &new{2005-02-05 (土) 20:02:20};
 -(α)についての修正、楽しみにしています。崎間さんの図+補足説明が入ったら、より一層わかりやすくなりそうですね。ちょこっと楽しみに待ってます。風邪、どうぞお大事に。ゆっくり休んでください。 -- [[山本明]] &new{2005-02-05 (土) 20:05:09};
 -割り込みます :) 「ら抜き」言葉についてですが,「食べられる」のように可能形に「ら」が付くのは「上一段活用」,「下一段活用」,「か行変格活用」です(「食べる」は下一段活用).「行く」は五段活用ですので,可能形は「行ける」が(これまでの文法としては)正しいようです. -- [[崎間]] &new{2005-02-06 (日) 23:57:33};
 -割り込みます :) 「ら抜き」言葉についてですが,「食べられる」のように可能形に「ら」が付いたりするのは活用形が「上一段活用」,「下一段活用」,「か行変格活用」の場合です(「食べる」は下一段活用).「行く」は五段活用ですので可能形は「行ける」が(これまでの文法としては)正しいようです. -- [[崎間]] &new{2005-02-06 (日) 23:57:33};
 -αでご指摘頂いた点を修正しました。ちょっと冗漫になってしまったような気もしますが、どれくらい丁寧な解説を心がけるべきなんでしょう。図も少し書き換えましたので、ご確認ください。 -- [[Joh]] &new{2005-02-08 (火) 10:56:02};
 -すっごく丁寧になってそうです…「そう」なんて言ってるのは、まだ読んでないから・・・。すみません、ちょっと忙しくって。明日には改めて確認させていただきます。 -- [[山本明]] &new{2005-02-09 (水) 14:00:35};
 -改訂版、読みました。ホント丁寧で、わかりやすくなってると思います。冗長かどうかは…大丈夫だと私は思います。とにかく、お疲れさまでした! ここのページ状態を「解決」に変更します。…すみません、さらに気付いた点について別ページに書かせてもらいました。m(_ _)m -- [[山本明]] &new{2005-02-10 (木) 03:13:31};
 
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