物理のかぎしっぽ 査読/素朴理論 v.s. 物理×精神分析×仏教(僧/龍之介著)/1 のバックアップ差分(No.9)

* 相対論の主張 [#pd7f4b13]
 -ページ: [[査読/素朴理論 v.s. 物理×精神分析×仏教(僧/龍之介著)]]
 -投稿者: [[CO]]
 -カテゴリー: 間違いかも
 -状態: 提案
 -投稿日: 2005-08-30 (火) 16:03:19
 
 ** メッセージ [#m7839906]
 物理のお話というわけではないですが、それほど「ぶっとんだ」話でもないと思います。 :)
 
 一カ所、気になるところを。
 
  「一般相対論によると「物質と思われているものは,空間の歪みである」とされる」
 
 ですが、一般相対性理論ではそのような主張はしていないと思います。私もまじめに勉強したわけではないのですが・・。
 
 
 ** 返答 [#j6a1b6d9]
 -早速のご指摘ありがとうございます。そうなのですか。。。改めて調べなおしてみますー。 -- [[龍之介]] &new{2005-08-30 (火) 16:09:21};
 -こんにちは。おそらく、「物質があると空間が歪む」という、重力場の方程式のことを指しているのかと思います。 -- [[FKD]] &new{2005-08-31 (水) 12:13:51};
 -参考サイトです http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F -- [[FKD]] &new{2005-08-31 (水) 12:17:47};
 -FKDさん、こんにちは。貼ってくれたwikiリンクを拝見して、重力場の方程式を用いることにより、物質のまわりが「どういう風に曲がっているかを読みとることができる」というのは分かりました。 ただ、私の(理解しているとは言えませんが)知る限りでは、「物質があると空間が歪む(物質が歪みの原因)」というのは特殊相対論における主張で、一般相対論では逆に、「空間の歪みが物質である(物質の原因は歪み)」と主張されているのだと思ったのですが、どうなのでしょうか? 以下、参考までにslavoj zizek著"the puppet and the dwarf"より引用します。「特殊相対性理論ではすでに湾曲平面の概念が導入されているが、特殊相対性理論はこの湾曲を物質の効果と考える。つまり、空間を曲げるのは物質の存在である - 言い換えれば、湾曲しないのは、物質のない空間だけである - と考えるのである。一般相対性理論になると、この因果関係は逆転される。つまり、物質は、空間の湾曲の原因ではなく、その効果なのである。 」 -- [[龍之介]] &new{2005-08-31 (水) 16:34:07};
 -龍之介さん、はじめまして。密かに龍之介さんの記事を楽しみにしていました :) 。 ただここで話題の件、“「物質があると空間が歪む」というのは特殊相対論における主張”との部分に私は同意できません。また一般相対論で“物質の存在と時空の曲がり具合に関係付けがなされている(重力場の方程式)”のは認めますが、それは“物質→歪み”とか“歪み→物質”とか、特定の解釈とは無関係でしょう。使う人ごとに解釈の流儀があって良いとは思うけど、これだけが正統な解釈だ!っていうスタンスだと、敵を多くしそうです。詳細に検討したことはありませんが、特殊相対論と一般相対論では、物質が先か歪みが先かというのとは別のパラダイムシフトが行われていそうだと私は思います。引用されている文章について“特殊相対論ですでに湾曲平面の概念が導入されている”という言葉だけでは、善意に解釈すると、メトリックの概念が導入されて曲がった空間を記述する準備が一歩進んだってことを指しているのか、それともローレンツ収縮くらいの話を考えているのか…などと私は想像しますが、“つまり・・・と考えるのである”の部分には強い違和感を感じます。特殊相対論ではそもそも重力を取り扱っていないので、一般相対論でいう時空の曲がりでいうならば、平坦な時空のみ扱っています。もし可能ならば、原文を参照してみたいのですけど…(英語ですよね??)、原文はありませんか? -- [[山本明]] &new{2005-09-01 (木) 00:01:41};
 -龍之介さん、はじめまして。密かに龍之介さんの記事を楽しみにしていました :) 。 ただここで話題の件、“「物質があると空間が歪む」というのは特殊相対論における主張”との部分に私は同意できません。 -- (以下連続して)[[山本明]] &new{2005-09-01 (木) 00:01:41};
 
 -一般相対論で“物質の存在と時空の曲がり具合に関係付けがなされている(重力場の方程式)”のは認めますが、それは“物質→歪み”とか“歪み→物質”とか、特定の解釈とは無関係でしょう。使う人ごとに解釈の流儀があって良いとは思うけど、これだけが正統な解釈だ!っていうスタンスだと、敵を多くしそうです。詳細に検討したことはありませんが、特殊相対論と一般相対論では、物質が先か歪みが先かというのとは別のパラダイムシフトが行われていそうだと私は思います。
 
 -引用されている文章について“特殊相対論ですでに湾曲平面の概念が導入されている”という言葉だけでは、善意に解釈すると、メトリックの概念が導入されて曲がった空間を記述する準備が一歩進んだってことを指しているのか、それともローレンツ収縮くらいの話を考えているのか…などと私は想像しますが、“つまり・・・と考えるのである”の部分には強い違和感を感じます。
 
 -特殊相対論ではそもそも重力を取り扱っていないので、一般相対論でいう時空の曲がりでいうならば、平坦な時空のみ扱っています。もし可能ならば、原文を参照してみたいのですけど…(英語ですよね??)、原文はありませんか? -- (ここまで)[[山本明]] &new{2005-09-01 (木) 00:01:41};
 
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