ページ | 査読/線形演算子(クロメル著) |
---|---|
投稿者 | Joh |
状態 | |
投稿日 | 2007-02-26 (月) 22:29:21 |
ざっと読んだだけですが、感想を書きます。
まず、内容は、いままでの記事にないものでもあり、とても重要なものですので、大変良いと思います。特に、最近物理系の記事がほとんど書かれていませんので、クロメルさんに、どんどん盛り上げていって欲しいと思います。
・全体的に、もう少し句点を多くすると読みやすいと思います。
・一番気になったのは、「行列表記の・・」という部分です。行列は、線形空間の元の表現なわけですから、線形演算子を行列で書けるのは当然な気がしました。線形演算子が、たまたま行列で書くと綺麗に書けたというのではありません。わざわざ「線形」演算子というものを定義したのであって、定義したからには、それが行列で上手く書けるのは、本質的に当たり前のことを言っているように思ったのです。
・式(6)直前の註で、\bar{c}の直後に「倍」が抜けていると思います。
・最後の段落で、実数線形演算子という言葉が何度か出てきますが、普通は実線形演算子と呼ぶと思います。虚数部という言葉も見えますが、普通は虚部だと思います。
とりあえず、以上です。執筆おつかれさまでした。