物理のかぎしっぽ 査読/状態,状態量,状態式(トミー著)/2 のバックアップソース(No.7)
* 状態を記述変数? [#dd338d25]

|~ページ|[[査読/状態,状態量,状態式(トミー著)]]|
|~投稿者|[[mNeji]]|
|~状態|#listbox3(感想,査読2,state)|
|~投稿日|2006-08-24 (木) 17:36:55|

** メッセージ [#q93b0c7d]
ご説明の

>例えば「ある固体を温度100℃まで熱すると抵抗値は500kΩになる」という記述は,この固体が一つの状態にあることを表しています.

部分は,すこし説明不足の感じがします.

ある固体の物理的特性の一つである「電気抵抗値」を考える時にも,正確に言えば,その固体が置かれている「圧力,体積,温度」が判らないと決まらないですよね.

例えば,常温・常圧で,一辺10cmの立方形の固体物体があったとして,それが構造的に非等方性が強い場合だったら,高い圧力を掛けると,

+歪な形状に変化したり,
+電気抵抗も方向ごとに別々に変化したり

そのような振る舞いの違いを,大局的に記述するのが,熱力学的な状態変数といった感じを受けますが....




** 返答 [#v57ac9f7]
- mNejiさん、査読ありがとうございます!そうなんです!ここ、私もこのような記述をして良いものなのかどうか、気になってはいたのです…。「状態量」というものに対して、ピンとくる内容にしたいと思って考えて書いてみたのですが、やはり説明不足ですよね…。状態量についてはJohさんからもご指摘があったので、もう少し良い表現を考えてみます。しばしお待ちください! -- [[トミー]] &new{2006-08-24 (木) 18:05:21};
- 最初の記事の「熱力学体系を 巨視的 (macroscopic)に扱う」で論議するべきかもしれませんが,こちらでお話います. -- [[mNeji]] &new{2006-08-24 (木) 18:41:58};
---さきに述べた固体の抵抗値の話はすこし置いておきましょう.
---「巨視的 (macroscopic)に扱う」で言いたいのは,だから「分子運動論てきな微細な(ミクロスコピック)な論議は置いといて」,熱現象を公理的に整理整頓して,「バルクだけど明瞭な理解」を身につけましょう!というスタンスの表明だと理解すればいいかな?,と感じました.

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