ページ | 査読/集合の濃度(Joh著) |
---|---|
投稿者 | K.I. |
状態 | |
投稿日 | 2007-05-07 (月) 20:19:05 |
Joh さん,執筆お疲れさまです。
全体として非常に分かり易く,記事の完成度も高いと思います。
幾つか気になった点を列挙しておきます。
(1) 自然数の集合を {1, 2, 3, ..., ∞},整数の集合を {-∞, ..., -1, 0, 1, ..., ∞} と記載するのは あたかも∞がある数を表しているかのような誤解を与えるおそれがあると思います。
(2) 可算集合の部分集合として,例えば自然数の集合の部分集合として {1} を考えると これは,可算集合にはなりませんので,「部分集合のうち無限集合を」などのような 表記をした方が宜しいかと思います。
(3) アレフ_1 の定義 (確かアレフ_0 の濃度を持つ [可付番無限集合の] 全ての 部分集合を元として持つ集合 [冪集合] の濃度でしたよね) も示されると より分かりやすいかと思います。
これらは趣味の問題ですから,このままで良いのだと思われたら このままで問題はないと思います。