ページ | 査読/ブラベクトルとケットベクトル(クロメル著) |
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投稿者 | Joh |
状態 | |
投稿日 | 2007-01-29 (月) 23:53:34 |
いままでブラケットの記事は無かったので、とても良いと思います。もっともっと量子力学の記事が充実していくことを期待します。
1. ベクトルを導入する理論的根拠は、『量子の状態に線形性がある』ということだと思います。(これは光の偏向実験などから来る観測事実なんですか?それとも、基礎方程式から導かれた性質?後者だとすると、シュレディンガー方程式が線型方程式だから、というようなことから書いた方がいいと思います。その場合は、偏向の話は単なる例ですよね。前者の場合、偏向の話は決定的に重要だと思いますので、もう少し説明を裂いても良いように思います。)
線形性、線形解の重ね合わせの原理、といったキーワードを例えば、太字で強調してみるとどうでしょうか。もう少し、ブラケットを導入するまでの、思考の流れが明快になると良いと思います。むしろ、ブラケットに対する仮定というのは、ブラケットを定義する時点で置くもののように思うのですが、どうなんでしょう。
2. ブラとケットという名前の由来も書いたら面白いと思います。このネーミングは、ディラックの冗談なんですよね。私はこういうセンスは好きなので。