一般のテンソルに比較しての微分形式の利点として、座標系によらないことを 挙げておられますが、一般のテンソルも(その実体は)座標系に よらないですし、またそのような表現も可能です。 一方、微分形式も一般には基底に依存する表現 dx \wedge dy などを 使うわけですから、公平な比較だといえないと思いますがいかがでしょう。 微分形式の利点は物理に出てくる多くのテンソルが反対称性をもって おり、それに適合した計算法を与えているからだと思います。