ページ | 査読/ホロノーム型の拘束条件(佑弥著) |
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投稿者 | MK-DI? |
状態 | |
投稿日 | 2007-08-09 (木) 23:29:34 |
拝読致しました。非常に判りやすいです。 特に未定乗数法のアイディアの説明が、明快で良いと思いました。 未定乗数の物理的意味などが載っていると、尚良いかなと思います。
さて、以下感想・・・というより意見ですが。
一瞬、
・未定乗数が座標と同じqであることに違和感を覚えたのと、
・最後の式の、(l=1,2,...,n,n+1,...,n+k)は、(l=1,2,...,n)の間違い?という誤解をしておりました。
すみません。
要は、「L'を q_l (for l=n+1,....,n+k) で微分すると拘束条件そのものが出てくるので」、 最後の式の意味するところは
・q_l (for l=1,2,...,n) に関してはn本のLagrange方程式から;
・残りの q_l (for l=n+1,....,n+k) に関してはk本の拘束条件式から;
決められる ということなのですね。 だから未定乗数を通常の座標と同じqにした…というストーリーで正しいでしょうか。
その辺り(未定乗数が新たな「座標」として使われる!)の理由が明確だと一層判りやすいのでは、と思います。