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語源をかんがえる
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博打(ばくち)
------------------------------------
意味:まず、一つ目は「花札やトランプなどを使って、金品を...
賭博という言葉もこの一つ目と同じ意味になる。江戸時代に流...
これは、二つの賽(さい)を入れた壷を盆ござの上に振って、...
この丁半賭博は任侠映画や時代劇などで目にしたことがある方...
また、博打やギャンブルを職業のようにしている人のことを「...
最近では、博打打ちと表現することは少なく、ギャンブラーと...
そして二つ目は「偶然の成功をねらい試みる危険な挑戦。」と...
博打とは金品を賭けた勝負をすること。成功の可能性は薄いが...
語源:博打は「ばくうち」と呼ばれていたものが変化し、「ば...
「博」は双六(すごろく)などサイコロを用いた遊びを意味し...
「打」は古くから賭け事を行うことを意味する「うつ」である...
「ばくえき」「ばくよう」「博徒」(史記、漢書などにみられ...
同じ意味を持つ「博戯(はくぎ)」からの転とする説もあるが、
このような音変化は他に類がないため定かな説ではない。
またインドに25(pacis)という宝具を高いところから投げる...
これをレプチャ人はpan-ciという。日本へ持ち込まれて訛って...
(「日本語の祖先」p137)続日本記の文武天皇2年7月に...
それ以前に中国から伝わったと考えるべきであろう。
私は中国から伝来した説に賛成である。レプチャ人のものには...
レプチャ人と博打の関係性は調べようがなく、確証が掴めなか...
またばくちで裸一貫になることの意から、魚のカワハギのこと...
石川県輪島の方では「ばこち」と訛る。春雨物語や古今著聞集...
酸漿(ほおずき)
--------------------------------
意味:ほおずきとはナス科の多年草。夏に黄白色の花が咲く。
その後、がくが大きくなって橙赤色に熟す。根は漢方で鎮咳薬...
文化史:佐渡では正月7日の七草粥のときにネブト(瘍・よう...
またお盆には盆棚の飾りに吊り下げる。民間薬としては、長野...
腹の冷え性に煎服するほか、神経痛、疝気には干したものを入...
腹痛には実の赤い皮を削いで、熱湯で飲む。木曽では夜尿症に...
遠山郷ではシモヤケに果実を瓶に入れて腐らせ、患部に塗る。...
子供のカンを治す、茎葉の煎じ汁は風邪の解熱に効果があると...
また実や根を乾かして煎じて飲むと、咳止め、利尿、痛風、下...
ちなみに遊びとして実の中身を取り除き、袋状にしたものを口...
平安時代の『栄華物語』に記載されている。7月の浅草寺での...
当時は子供のカンの虫封じの薬として売られていた。
語源:ほおずきの歴史的仮名遣いは「ほほづき」で語源は以下...
1.実が人の頬の紅色ににていることから「顔つき」や「目つ...
からとする説。
2.果実から種子だけを取り除き、皮だけにしたものを口に入...
「ほほつき(頬突き)」からとする説。
3.「ホホ」というカメムシ類の虫がこの植物に集まってくる...
4.実が火のように赤いことから「ほほつき(火火着)」から...
5.ほおずきの方言は全国的に「ふづき」が多いことから、
陰暦七月の「ふづき・ふみづき(文月)」が「ほおずき(ほほ...
私は上記の説の中で人の顔に見立てたとする1の説が有力だと...
その理由としてほおずきの別名には「ぬかづき(ぬかずき)」...
「ぬかづき」の「ぬか」は「額(ひたい)」のこと、「かがち...
「赤がち(「がちは病気がち」などと同じ意味)」を意味して...
顔に見立てている点や「つき」と「がち」の用い方が似ている...
ほおずきの漢字には「酸漿」と「鬼灯」があり、「酸漿(さん...
「鬼灯」は実が赤く怪しげな「提灯」の印象からである。
英名には「ground cherry」のほか「提灯」を意味する「chines...
「鬼灯」の漢字に通じる命名である。
ハヤシライス
----------------------------
語源:ハヤシライスの語源を大まかに分けると、
1人名に由来する説、
2英語「hashed(ハッシュド)」に由来する説、
3「早い」に由来する説がある。
人名に由来する説は、丸善の創業者である早矢仕有的が考案し...
「ハヤシライス」になったという説や、レストラン「上野精養...
「ハヤシライス」になったという説がある。英語「hashed(ハ...
「hashed beef with rice(ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス...
基にした説でその略や「hashed(ハッシュド)」が訛って「ハ...
「ハヤシライス」になったといわれる。Hashed riceがハイシラ...
(ジャパンナレッジ)「早い」に由来する説は、肉食が解禁さ...
まだ牛肉が受け入れられていなかったことからこの料理を食べ...
「ハヤシライス」と呼ばれるようになったとする説や。注文し...
「早しライス」から「ハヤシライス」になったとする説である。
ハヤシライスとハッシュドビーフは基本的に似た食べ物で、音...
「ハッシュ(ハッシュド)」から「ハヤシ」への変化は考え難...
次いで有力とされる丸善の「早矢仕ライス」の説はできすぎた...
早矢仕が贔屓にしていた「三河屋」でハッシュドビーフが流行...
これをごはんにかけたことから「ハヤシライス」になったとも...
全く関係がないとも言いきれない。事実、『あのメニューが生...
ハヤシライスは丸善から生まれたと紹介されている。「ハッシ...
「ハッシュ」と「早矢仕」がかけられたものか、「ハッシュ」...
近づけたものと考えれば不自然ではなく、「ハヤシライス」は...
私は丸善の「早矢仕ライス」に賛成である。これらの記述を知...
早矢仕さんから生まれたメニューとする方が、レシピも現存す...
国民食カレーに匹敵するまでになったハヤシライス。ぜひ丸善...
@@reference: 菊地武顕,あのメニューが生まれた店,平凡社 ,20...
@@reference: 山中喪太,国語語源辞典{正},校倉書房 ,1976,p...
@@author:きり@@
@@accept:2019-12-10@@
@@category:文学@@
@@id:wordderivation@@
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語源をかんがえる
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博打(ばくち)
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意味:まず、一つ目は「花札やトランプなどを使って、金品を...
賭博という言葉もこの一つ目と同じ意味になる。江戸時代に流...
これは、二つの賽(さい)を入れた壷を盆ござの上に振って、...
この丁半賭博は任侠映画や時代劇などで目にしたことがある方...
また、博打やギャンブルを職業のようにしている人のことを「...
最近では、博打打ちと表現することは少なく、ギャンブラーと...
そして二つ目は「偶然の成功をねらい試みる危険な挑戦。」と...
博打とは金品を賭けた勝負をすること。成功の可能性は薄いが...
語源:博打は「ばくうち」と呼ばれていたものが変化し、「ば...
「博」は双六(すごろく)などサイコロを用いた遊びを意味し...
「打」は古くから賭け事を行うことを意味する「うつ」である...
「ばくえき」「ばくよう」「博徒」(史記、漢書などにみられ...
同じ意味を持つ「博戯(はくぎ)」からの転とする説もあるが、
このような音変化は他に類がないため定かな説ではない。
またインドに25(pacis)という宝具を高いところから投げる...
これをレプチャ人はpan-ciという。日本へ持ち込まれて訛って...
(「日本語の祖先」p137)続日本記の文武天皇2年7月に...
それ以前に中国から伝わったと考えるべきであろう。
私は中国から伝来した説に賛成である。レプチャ人のものには...
レプチャ人と博打の関係性は調べようがなく、確証が掴めなか...
またばくちで裸一貫になることの意から、魚のカワハギのこと...
石川県輪島の方では「ばこち」と訛る。春雨物語や古今著聞集...
酸漿(ほおずき)
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意味:ほおずきとはナス科の多年草。夏に黄白色の花が咲く。
その後、がくが大きくなって橙赤色に熟す。根は漢方で鎮咳薬...
文化史:佐渡では正月7日の七草粥のときにネブト(瘍・よう...
またお盆には盆棚の飾りに吊り下げる。民間薬としては、長野...
腹の冷え性に煎服するほか、神経痛、疝気には干したものを入...
腹痛には実の赤い皮を削いで、熱湯で飲む。木曽では夜尿症に...
遠山郷ではシモヤケに果実を瓶に入れて腐らせ、患部に塗る。...
子供のカンを治す、茎葉の煎じ汁は風邪の解熱に効果があると...
また実や根を乾かして煎じて飲むと、咳止め、利尿、痛風、下...
ちなみに遊びとして実の中身を取り除き、袋状にしたものを口...
平安時代の『栄華物語』に記載されている。7月の浅草寺での...
当時は子供のカンの虫封じの薬として売られていた。
語源:ほおずきの歴史的仮名遣いは「ほほづき」で語源は以下...
1.実が人の頬の紅色ににていることから「顔つき」や「目つ...
からとする説。
2.果実から種子だけを取り除き、皮だけにしたものを口に入...
「ほほつき(頬突き)」からとする説。
3.「ホホ」というカメムシ類の虫がこの植物に集まってくる...
4.実が火のように赤いことから「ほほつき(火火着)」から...
5.ほおずきの方言は全国的に「ふづき」が多いことから、
陰暦七月の「ふづき・ふみづき(文月)」が「ほおずき(ほほ...
私は上記の説の中で人の顔に見立てたとする1の説が有力だと...
その理由としてほおずきの別名には「ぬかづき(ぬかずき)」...
「ぬかづき」の「ぬか」は「額(ひたい)」のこと、「かがち...
「赤がち(「がちは病気がち」などと同じ意味)」を意味して...
顔に見立てている点や「つき」と「がち」の用い方が似ている...
ほおずきの漢字には「酸漿」と「鬼灯」があり、「酸漿(さん...
「鬼灯」は実が赤く怪しげな「提灯」の印象からである。
英名には「ground cherry」のほか「提灯」を意味する「chines...
「鬼灯」の漢字に通じる命名である。
ハヤシライス
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語源:ハヤシライスの語源を大まかに分けると、
1人名に由来する説、
2英語「hashed(ハッシュド)」に由来する説、
3「早い」に由来する説がある。
人名に由来する説は、丸善の創業者である早矢仕有的が考案し...
「ハヤシライス」になったという説や、レストラン「上野精養...
「ハヤシライス」になったという説がある。英語「hashed(ハ...
「hashed beef with rice(ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス...
基にした説でその略や「hashed(ハッシュド)」が訛って「ハ...
「ハヤシライス」になったといわれる。Hashed riceがハイシラ...
(ジャパンナレッジ)「早い」に由来する説は、肉食が解禁さ...
まだ牛肉が受け入れられていなかったことからこの料理を食べ...
「ハヤシライス」と呼ばれるようになったとする説や。注文し...
「早しライス」から「ハヤシライス」になったとする説である。
ハヤシライスとハッシュドビーフは基本的に似た食べ物で、音...
「ハッシュ(ハッシュド)」から「ハヤシ」への変化は考え難...
次いで有力とされる丸善の「早矢仕ライス」の説はできすぎた...
早矢仕が贔屓にしていた「三河屋」でハッシュドビーフが流行...
これをごはんにかけたことから「ハヤシライス」になったとも...
全く関係がないとも言いきれない。事実、『あのメニューが生...
ハヤシライスは丸善から生まれたと紹介されている。「ハッシ...
「ハッシュ」と「早矢仕」がかけられたものか、「ハッシュ」...
近づけたものと考えれば不自然ではなく、「ハヤシライス」は...
私は丸善の「早矢仕ライス」に賛成である。これらの記述を知...
早矢仕さんから生まれたメニューとする方が、レシピも現存す...
国民食カレーに匹敵するまでになったハヤシライス。ぜひ丸善...
@@reference: 菊地武顕,あのメニューが生まれた店,平凡社 ,20...
@@reference: 山中喪太,国語語源辞典{正},校倉書房 ,1976,p...
@@author:きり@@
@@accept:2019-12-10@@
@@category:文学@@
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