物理のかぎしっぽ 査読/ミラー指数(方向)(崎間著)/2

方向とは?

メッセージ

ど素人の質問で申し訳ありません。

最初の部分、結晶の方向を面に対して垂直な方向・・・と定義があるのですが、
結晶とは、たくさんの面の集まりと考えることができて、
その面は1組の集合にとどまらずにいくつかの集合が存在するのでしょうか?
もし、その場合、ひとつの結晶の方向とは、面の集合の数だけ存在するのでしょうか?

あえて、読んですぐに思いついたことを書いてみました。
調べれば、私にも分かることなのかもしれませんが、
この記事を読んで、他の素人の方も持つ疑問なのでは?と思い、
投稿させてもらいました。

返答

  • 読んでいただきありがとうございます。座標原点とa,b,c軸のとりかたによってミラー指数の表記に違いがでますが、軸のとりかたを変えれば同じ面を表すものを「等価な面」といいます。これが「いくつかの集合」に相当するかもしれません。結晶中にはいくらでも多くの面を考えることができますが、これらの面がすべて必要なわけではなく、物理的に重要な面は限られています(原子の密度が最も高く面間隔の最も広い面が重要)。同様に意味のある方向も限られてきます。「体心立方結晶のすべり方向は [111] になる」なんていう風に。質問に答えられたか自身がないのですが、記事にも反映させたいと思います :) -- 崎間 2006-03-20 (月) 00:30:35
  • うぅむ。おくが深そうですね!お返事、ありがとうございます。 -- 黒子 2006-03-20 (月) 21:57:06

 
トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Modified by 物理のかぎプロジェクト PukiWiki 1.4.6 Copyright © 2001-2005 PukiWiki Developers Team. License is GPL.
Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji Powered by PHP 5.3.29 HTML convert time to 0.011 sec.