物理のかぎしっぽ 査読/ホロノーム型の拘束条件(佑弥著)/3

感想

メッセージ

拝読致しました。非常に判りやすいです。 特に未定乗数法のアイディアの説明が、明快で良いと思いました。 未定乗数の物理的意味などが載っていると、尚良いかなと思います。

さて、以下感想・・・というより意見ですが。

一瞬、

・未定乗数が座標と同じqであることに違和感を覚えたのと、

・最後の式の、(l=1,2,...,n,n+1,...,n+k)は、(l=1,2,...,n)の間違い?という誤解をしておりました。

すみません。

要は、「L'を q_l (for l=n+1,....,n+k) で微分すると拘束条件そのものが出てくるので」、 最後の式の意味するところは

・q_l (for l=1,2,...,n) に関してはn本のLagrange方程式から;

・残りの q_l (for l=n+1,....,n+k) に関してはk本の拘束条件式から;

決められる ということなのですね。 だから未定乗数を通常の座標と同じqにした…というストーリーで正しいでしょうか。

その辺り(未定乗数が新たな「座標」として使われる!)の理由が明確だと一層判りやすいのでは、と思います。

返答

  • 査読ありがとうございます.未定乗数を座標と同じ文字にしたのは,MK-DIさんのおっしゃるとおりです.このようにすると,ラグランジュ方程式を形式的に同じ形にできて,実際の問題を解く時にも便利だと感じたのでこのようにしてみました. ちょっと僕にはこのあたりを上手く伝えるのが難しそうなので,練習問題みたいなものを別の記事に書いてみたいと思います. -- 佑弥 2007-08-10 (金) 10:15:59

 
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