* ふと再勉強させて戴きました [#k3ff2023] |~ページ|[[査読/有限回転群(Joh著)]]| |~投稿者|[[mNeji]]| |~状態|#listbox3(感想,査読2,state)| |~投稿日|2006-07-15 (土) 13:29:33| ** メッセージ [#c1c91cba] 大昔,物性の結晶の講義で,「群」が出てきて,それ以来「物性」も「群」も不得意になりました. 今となっては,なんでそうなったか判らなかったので,ふと再勉強させて戴きました . 今更ながらですが,「数学は一つの現象をいろいろな角度から,ああだ,こうだと,視点をかえて論議するものなのか!」とおもいました. 他方,自分の場合,「元aの冪乗」的な事が浮かんだら,その他の考え方は「思考の経済性から,無視するようになるようです」,理解力に柔軟性が無く,記憶力が低い為と思います. 数学が嫌いな子供の多くが,このような心理的な側面があるのかも知りませんね. (掲示板の説明でも,シンプルな説明に拘りすぎるもの,同じ原因らしいな.) ** 返答 [#o45c94d7] - 数学は山登りのようなもので、見晴らしの良いところまで来ると、色々なことが有機的に関連付けられて見えてきます。ああだこうだと視点を変えているように見えるのも、実は同じ話をしているのであって、上へ行けば行くほど憶えるべき事柄は減っていくと思います。今の自分のレベルだけで、思考を経済的にしようと切り捨てると、結局見晴らしが悪くなり、色々な細かいことを憶えていかないといけないような気がします。残念なことです。 -- [[Joh]] &new{2006-07-15 (土) 21:04:24}; - 数学は山登りのようなもので、見晴らしの良いところまで来ると、色々なことが有機的に関連付けられて見えてきます。ああだこうだと視点を変えているように見えるのも、実は同じ話をしているのであって、上へ行けば行くほど憶えるべき事柄は減っていくと思います。今の自分のレベルだけで、思考を経済的にしようと切り捨てると、結局見晴らしが悪くなり、色々な細かい各論を憶えていかないといけないような気がします。これは大変に不経済です。 -- [[Joh]] &new{2006-07-15 (土) 21:04:24}; #comment #br #topicpath