クロメル
クロメル/本棚 †
印象の深かった本を挙げていきます。
岩波基礎物理シリーズ †
- 学部１〜３年向けです。カラフルなシリーズものは簡単だとおっしゃるかたもいるようですが（明倫館なる古本屋で話してる人がいました（汗））、これは結構なレベルまで書いてあると思います。ここでは自分の持っているものだけ感想を書いておきました。
- &amazon(4000079212);:これは他と比べると少し簡単かも、一年生でも読めると思います。
- &amazon(4000079220);:前半弾性体で後半流体、序盤のテンソルの部分は他の本で（私はシュッツ相対論をすすめます）勉強したほうがいいかも…
- &amazon(4000079239);:シリーズ中一番の良書だと思います。マクスウェル方程式以降に重点を置いています。すっきりとわかりやすく、かつ、かなりのところまで書いてあります。２年生くらいの人は、ぜひ立ち読みしてみてください。
- &amazon(4000079239);:これはもってるけどあんまり読んでません。難しいレポートが出されたらあたってみるといいかも…
- &amazon(4000079271);:これもずいぶんお世話になりました。統計力学で私はこの分野が苦手でまともに初歩から学べたのはこれだけでした。欲を言えば、固体物理学と並行して勉強するとより理解が深まると思います。
外国人著者の有名な本 †
- &amazon(4621045059);:双対空間（線形代数用語、しかし相対論ならはっきり違うので分かりやすい）、テンソル（これについてなかなかいい本がない）についてとても分かりやすく書いてあります。電磁気学を学ぶ人にも電磁気学は後半は特殊相対論がでてくるのでお奨めです。でもテンソルなんかはJohさんの本棚を見たほうがいいかもしれません。
- &amazon(4621033123);:多様体、リーマン幾何学なんかについてこんなに薄くて大丈夫？なんて思ってしまい（その部分は８８ページでした）、まだ読んでません。よく考えると物理学者が書いたリーマン幾何学と思うと数学者が書いたものよりも直感的かもしれませんね。
- &amazon(4842701471);:
- &amazon(4842701587);:
- &amazon(484270179X);:三巻セットです。キッテルやアトキンスみたいに上下巻プラス演習解説とよくあるパターンですね。演習問題解説は買う人と買わない人に分かれるんではないでしょうか。場の量子論の初歩まで書いてあります。しかし、言っておかねばならないことが二つ。一つ目は��記号は、代わりに大きなSで書かれています。二つ目は索引は下巻にしかありません。
- &amazon(4622025124);:章末の演習問題は皆無です。しかし、ブラケット記法を作った人が書いただけあって、ブラケットについて詳しく書いてあり、その後はブラケット記法で様々なことが簡潔に書いてあります。シッフもそうですが場の量子論につながるところまで書いてあると思います。
島田 のバックアップ(No.3)
