物理のかぎしっぽ 査読/Lienard-Wiechertポテンシャル(CO著)/2 のバックアップ差分(No.8)

* リエナール1898年,ヴィーヒェルト1900年に計算とは! [#pbe8a25b]
 
 |~ページ|[[査読/Lienard-Wiechertポテンシャル(CO著)]]|
 |~投稿者|[[mNeji]]|
 |~状態|#listbox3(感想,査読2,state)|
 |~投稿日|2006-07-23 (日) 21:45:55|
 
 ** メッセージ [#sf311e70]
 この記事に興味をそそられて,図書館で電磁気の本を探しましたが「マクスウェル理論の基礎」大田 浩一・著,東京大学出版,2002-07 しかありませんでした.
 
 この本は電磁気の本と言うよりは,総花的歴史小説の感があります.でも出典を探しまくった上で書いており,司馬遼太郎が物理の本を書いたような面白さがあります.私の軟弱な脳のリハビリテーションに,この本は好都合かもしれません.でも,最後は理論電磁気学に再会したいですが....
 
 
 で,本論にもどりますと,この本の第8章 遅延マクスウェル場の第8.4節 運動する荷電粒子の輻射 の筆頭に;
 
 ーーーー引用開始ーーーーー
 
  リエナール(Alfred Marie Liénard, 1869-1958)は1898年[274]に,ヴィーヒェルト(Johann Emil Wiechert, 1861-1928)は1900年[489]に,運動する荷電粒子がつくる電磁場を計算した.
 
 ーーーー引用終了ーーーーー
 
 と在ります.そういう意味では,光速度が有限値をもつとして伝播先でのポテンシャルを計算しようとするのは,そんなに不自然でもありませんね.だけど,だれも計算していない時に,計算するバイタリティには脱帽ですね.
 
 リエナールさんは「Marie」とありますがキューリー婦人と関係が無いですかね? ←<おお間違え>だったが,
 
 -念のために検索したら
 --Alfred-Marie LIENARD 仏語で判らんが,下のほうに漫画などがある!ここから漫画を許可してもらうとか?
 ---http://www.annales.org/archives/x/lienard.html
 --Some Aspects in Emil Wiechert
 ---http://verplant.org/history-geophysics/Wiechert.htm
 
 ** 質問 [#d48ab363]
 
 >全ての量が遅延時間 t_{\rm{ret}} で表されていることです.あとで見るように,この遅延があることにより,電磁波が無限の距離までエネルギーを運ぶことができるのです.
 
 これは直ぐ前に述べられている
 
 >相対論的ビーミング効果
 
 とも違うもののようですが,どのように考えればよろしいでしょうか?
 
 ====
 
 このシリーズは楽しみにして,昔の記憶が蘇えるかどうかのテストも兼ねようと思っています.
 
 遅延ポテンシャルの動画もあると面白いかもしれませんね.
 
 ** 返答 [#if60c546]
 
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