査読/リーマン積分（おこめ著）/3 のバックアップ(No.8)
査読/リーマン積分（おこめ著）/3 のバックアップ(No.8)
本当にただの感想です．「和と積分との関係」というのが，どこに書いてあるか分かりませんでした．リード分には
“次に2.で和と積分との関わりを調べ，「和の極限が積分」だという思考の短絡を起こさないようにする事としています．”
とあります．僕はそういう短絡思考を持っていますので，この説明を期待していました．しかし，2. を読んでも「うーん…」という感じでした．
僕が一番感じたのは，この文書は「おこめさんが今勉強していることをまとめたもの」であって，「初学者に説明するためのもの」ではないのでは，という印象でした．もちろん，自分が勉強していることをまとめるのは，すばらしいことです．ですがもう少しだけ，数式を言葉で説明するなど，「知らない人への配慮」が多ければよかったなぁ，というのが正直な感想です．
意味不明，というわけではないのですよ．リード文を読む限り，和と積分との関係を理解するには
の順で理解すればよさそうでした．で，実際に章立てもそのようになっています．おそらく足りないのは，
という最後の括りのセクションではないでしょうか．「おまけ」よりも，ズバリ
“以上のように，和の極限が積分というのは短絡的な考えです．なぜなら…”
という感じの説明が欲しい！ 思いました 
-- 崎間 2005-04-16 (土) 17:26:12
