c(n) ではなくて、c(n)T の極限が H(f) です。もちろん、n / T = f を一定に保ちながら, n と T を無限大にします。c(n) は T に反比例して小さくなりますが、単位周波数あたりのスペクトルの数がTに比例して増えるので、c(n)T は一定値(スペクトル密度)に近づきます。次元的にいえば、[c(n)] = [h(t)] ですが、[H(f)] = [h(t)][t] = [h(t)]/[f] という具合に離散の場合と連続の場合では異なっており、注意が必要です。 c(n) は H(f)df に近づくという言い方でもいいと思います。