シロモノのシが抜けてるように見える †
メッセージ †
>僕たちが普段生活している分にはそれほど直接的な影響はないようです.
そうとも言えないと思います。
例えば,金属の比熱が小さいのは、量子論が無いと理解できないのでは?
>>・・・ある分かった気になってもやっぱりよく分んないロモノです.
シロモノのシが抜けているかもしれません。
返答 †
- 「シロモノ」の部分は修正しておきます。『そうとも言えないと思います。例えば,金属の比熱が小さいのは、量子論が無いと理解できないのでは?』についてですが、「それほど直接的な影響はない」という表現ではまずいでしょうか?適切な表現方法があれば、ぜひ教えてください! -- 崎間
- 個人的には賛成できないので、書きました。比熱が古典論よりも低くなるのは、量子効果のあらわれなのに、「それほど?影響はない」というのは理解ができません。後,表現方法ですが、それは個人で考えるべきことだと思います。わたしには、こんな重いテーマはとても書けません。 -- 虫?
- 横から失礼いたします。崎間さん、虫さん、こんにちは。記事の中で言いたいことは、「それほど 直接的な 影響は無い」ということですよね?これは、私たちの周りの世界で、粒子性と波動性、両方の性質を持つようなものを直接感じることは無い、と言っている(言いたい)のではないでしょうか? -- 篠原
- 比熱が古典論よりも低くなるというのは「ふだんわれわれが生活する範囲で」の話なのでしょうか? -- CO
- 少し時間がかかるかもしれませんが、いろいろ考えてみて表現方法を改め、改定案を出します。 -- 崎間
- 篠原さん、そうです、記事中では「なるべく軽い導入」を目指して普段の生活では気づかない法則がある、ということを言いたかったのです。ご指摘を受けることで記事を良くできるのならそうしたいです。COさん、固体の比熱に量子力学的効果があらわれるのは「0Kに近くなると」というときでしたよね。温度に関してこの記事では触れていないので、温度の話も入れて上手くまとめられればと思います。温度に関する量子力学的な効果は、他にはなにがありましたっけ? -- 崎間
- 私は、今のままでもそれほど違和感は無いのですが、改定するにしても、「私たちの周りの世界では、二重性を直接感じるようなことは無い」ぐらいでいいと思うのですが・・・。(量子力学をかじっただけの素人の意見です) -- 篠原
- >固体の比熱に量子力学的効果があらわれるのは「0Kに近くなると」というときでしたよね。 それは、格子振動だけを考慮した模型です。電子によるパウリの排他律が300Kでも効いてきます。 --
- それはどの程度の直接的な影響をおよ…あ、すみません、個人で考えるべきことでしたね。できるだけ調べてみます。ご指摘、どうもありがとうございました。 -- 崎間
- 間違っているかもしれませんが、一応計算してみました。格子比熱が 4.6×10^2×(T/T_D)^3 cal/deg・mol 、電子比熱が γT で書けるとします。デバイ温度を400K、電子比熱係数を4.6×10^-4 cal/deg・mol とすると、300Kにおいて格子比熱は約 1.5×10^2 cal/deg・mol 、電子比熱は約 0.13 cal/deg・mol となりました。このとき、格子比熱に対する電子比熱の割合は約 0.084% です。電子比熱が支配的なのも、やはり低温のときではないでしょうか(たとえば上の例で電子比熱が格子比熱よりも大きくなるのは 8K のときです)。 -- 崎間
- 発想が逆です。古典論では電子による比熱の寄与は3/2Rです。量子論ではおおよそ0で、室温でも低温極限になります。 -- 虫?
- 僕はなにか勘違いしていたようです。すみませんが確認させてください。虫さんのおっしゃりたいのは、デュロン-プティの法則に従わない(3Rから外れる)元素についての比熱を、量子論でなければ説明できないということについてですか? -- 崎間
- 一価の金属の自由度は一電子あたり格子振動(6自由度)と電子(3自由度)で9です。「エネルギー等分配則から比熱は9/2Rになる」が古典論の結論です。しかしながら、6Rになる。これを肯定する結果は、量子論から理論的に得られるということです。 -- 虫?
- 6Rは3Rの打ち間違えです。わたしが、この作品に賛成できないのは、量子論はなんだかよく分からないし、生活には直接関係無いということが強調されすぎているように感じたからです。 -- 虫?
- まことにごもっともです。もっと練り直してみます。虫さん、どうもありがとうございます。 -- 崎間
- 誰もが満足するできではないと思いますが、改定いたしました。 -- 崎間