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* 方向とは? [#ic8b891b]
|~ページ|[[査読/ミラー指数(方向)(崎間著)]]|
|~投稿者|[[黒子]]|
|~状態|#listbox3(質問,査読2,state)|
|~投稿日|2006-03-12 (日) 20:50:01|
** メッセージ [#w491a18c]
ど素人の質問で申し訳ありません。
最初の部分、結晶の方向を面に対して垂直な方向・・・と定義があるのですが、~
結晶とは、たくさんの面の集まりと考えることができて、~
その面は1組の集合にとどまらずにいくつかの集合が存在するのでしょうか?~
もし、その場合、ひとつの結晶の方向とは、面の集合の数だけ存在するのでしょうか?
あえて、読んですぐに思いついたことを書いてみました。~
調べれば、私にも分かることなのかもしれませんが、~
この記事を読んで、他の素人の方も持つ疑問なのでは?と思い、~
投稿させてもらいました。
** 返答 [#u0126676]
- 読んでいただきありがとうございます。座標原点とa,b,c軸のとりかたによってミラー指数の表記に違いがでますが、軸のとりかたを変えれば同じ面を表すものを「等価な面」といいます。これが「いくつかの集合せい結晶中にはいくらでも多くの面を考えることができますが、これらの面がすべて必要なわけではなく、物理的に重要な面は限られています(原子の密度が最も高く面間隔の最も広い面が重要)。結晶の回転面をいくつかの集合にする、というのは「等価な面群」そういう意味ではいくつかの集合に分けられると思います。結晶の面は任意にとれると思いますが、結晶構造によってその結晶を特徴づける面は決まってきます。「体心立方結晶のすべり方向は [111] になる」なんていう風に。 -- [[崎間]] &new{2006-03-20 (月) 00:30:35};
- 読んでいただきありがとうございます。座標原点とa,b,c軸のとりかたによってミラー指数の表記に違いがでますが、軸のとりかたを変えれば同じ面を表すものを「等価な面」といいます。これが「いくつかの集合」に相当するかもしれません。結晶中にはいくらでも多くの面を考えることができますが、これらの面がすべて必要なわけではなく、物理的に重要な面は限られています(原子の密度が最も高く面間隔の最も広い面が重要)。同様に意味のある方向も限られてきます。「体心立方結晶のすべり方向は [111] になる」なんていう風に。質問に答えられたか自身がないのですが、記事にも反映させたいと思います :) -- [[崎間]] &new{2006-03-20 (月) 00:30:35};
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