ページ | 査読/状態,状態量,状態式(トミー著) |
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投稿者 | mNeji? |
状態 | |
投稿日 | 2006-08-24 (木) 17:36:55 |
ご説明の
例えば「ある固体を温度100℃まで熱すると抵抗値は500kΩになる」という記述は,この固体が一つの状態にあることを表しています.
部分は,すこし説明不足の感じがします.
ある固体の物理的特性の一つである「電気抵抗値」を考える時にも,正確に言えば,その固体が置かれている「圧力,体積,温度」が判らないと決まらないですよね.
例えば,常温・常圧で,一辺10cmの立方形の固体物体があったとして,それが構造的に非等方性が強い場合だったら,高い圧力を掛けると,
そのような振る舞いの違いを,大局的に記述するのが,熱力学的な状態変数といった感じを受けますが....