RIGHT:寄稿:東條遼平 * RGB情報を分割 [#x9be3cbe] せっかくRGB情報が別々に分かれているのでRならRだけ、GならGだけ、BならBだけの情報でグレースケールを作れるようにしてみました。つまり元の画像のRGBの、RをRGB全てに入れたもの、Gを全てに入れたもの、Bを全てに入れたものの3枚を作成します。 void RGBDivision(Image *colorimg, Image *Rimg, Image *Gimg, Image *Bimg) { unsigned int i; for(i=0; i<(colorimg->width)*(colorimg->height); i++){ Rimg->data[i].r = Rimg->data[i].g = Rimg->data[i].b = colorimg->data[i].r; Gimg->data[i].r = Gimg->data[i].g = Gimg->data[i].b = colorimg->data[i].g; Bimg->data[i].r = Bimg->data[i].g = Bimg->data[i].b = colorimg->data[i].b; } } この関数を呼び出す前に引数として渡すRimg,Gimg,Bimgについては先に作成したCreate_Imageでcolorimgと同じwidth, heightを渡し、 dataの領域を確保しておく必要があります。もちろん使い終わればFree_Imageします。 * RGB情報を結合 [#ue0e9598] RGB情報を分割したら結合もしてみたくなります。分割では1枚のRGB情報で3枚の画像を作成しましたが、今度は3枚のRGB情報を用いて1枚のカラー画像を作成します。つまり分割の時のほぼ逆変換を行います。「ほぼ逆変換」というのは3枚の画像がグレースケールで無くてもいいというのと、必ずしも同じ画像で無くてもいいからです。下にソースを載せますが、プログラム上dataはcolorimgのwidth,height分しか参照されません。そのため3枚の原画像が全てcolorimgよりもサイズの大きい画像であれば問題ありません。ただ、それができるからといって何の役にも立たない気もしますが。 void RGBCombination(Image *Rimg, Image *Gimg, Image *Bimg, Image *colorimg) { unsigned int i; for(i=0; i<(colorimg->width)*(colorimg->height); i++){ colorimg->data[i].r = Rimg->data[i].r; colorimg->data[i].g = Gimg->data[i].g; colorimg->data[i].b = Bimg->data[i].b; } } * 用途 [#m471a1be] とりあえず思い付きで作ってみた関数なので、なんの役に立つか疑問だったのですが、よく考えてみると原画像のRGBのそれぞれの値がRGGになっている画像を作成したりできます。また例えばRGB情報のRの情報にだけフィルタをかけるといった事もでき、面白い画像ができあがりました。フィルタについてはこれから載せていこうと思いますが、とりあえず今回はRGBのそれぞれの値をRGGにするmain.cのコードにしておきます。 - &ref(main.c); - &ref(bitmap.c); - &ref(bitmap.h);